ホームスタジオ用のオーディオインターフェース選び方

ホームスタジオ用のオーディオインターフェース選び方

オーディオインターフェースはプリアンプ、AD / DAコンバーター、ヘッドフォンアンプなどの必要不可欠なツールが揃っていホームスタジオ(宅録)の中心的存在です。

コンピュータに入力され、スピーカーから戻ってくるすべてのサウンドは、オーディオインターフェイスを通過する必要があります。

音楽制作でこのような重要な責任を担うオーディオインターフェースですが、初めて購入するにしても、または新しいものにアップグレードにしてもインターフェースの購入が大きな決断になります。

この記事では、あなたのホームスタジオに適したオーディオインターフェースを選択するために知っておく必要があるすべてのことを説明していきます。

インターフェースの選び方

現代のインターフェースは機能が満載のため、強力なスタジオツールになりました。

インターフェイスを選択するときは、どの機能がワークフローに最も関連しているかを考慮する必要があります。

インターフェイスを選択するときは、どの機能がワークフローに最も関連しているかを考慮する必要があります。

以下が最も重要なオーディオインターフェースの機能と、それらの機能があなたの選択にどのように影響するかを書き出してみました。

接続のタイプ

オーディオインターフェースは、有線接続規格を使用してDAWとの間で信号を送受信します。

過去には、オーディオインターフェースはあらゆる接続から最大可能帯域幅を絞り出す必要がありました。インターフェースの製造元は、スループットを最大化するために、Firewire 400や800などのコンピュータハードウェアの開発に追いついていました。

しかし、USB 3.0やThunderboltなどの今日の標準規格は、非常に低いレイテンシ(反応速度にほとんど遅れがない)で驚異的な量のチャンネルに対応するのに十分な速さを実現しています。

https://blog-dev.landr.com/wp-content/uploads/2016/09/CableGuide_USB.jpg

実は古き良き時代のUSB 2.0でさえも、少ないチャンネル数には十分です。

それでも、システムの全体的なレイテンシや、録音や再生可能な同時チャンネル数に影響するため、オーディオインターフェイスの接続規格は重要です。

最も一般的な接続規格は次のとおりです。

  • USB 1.0 – 最小限のオーディオ業務にのみ適した従来の規格。
  • USB 2.0 – 基本的なインターフェース作業と少ないチャンネル数に適した規格。
  • Firewire 400/800 – 大部分がオーディオ用のUSB 3.0およびThunderboltに置き換えられた従来の標準規格。
  • USB 3.0 – オーディオアプリケーション用の優れた転送速度と帯域幅。
  • Thunderbolt – 現在利用可能な最速の接続規格。

必要なチャンネル数と反応時間の遅れを最小限に抑えることがいかに重要かを自分に問いかける際、これからの接続規格を覚えておくと非常に便利になります。

必要なチャンネル数と反応時間の遅れを最小限に抑えることがいかに重要かを自分に問いかける際、これからの接続規格を覚えておくと非常に便利になります。

オーディオI / O(入力/ 出力)

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I / Oまたは(input / outputの略)は、オーディオインターフェースで利用可能なオーディオチャンネルの数です。

I / Oは、おそらくインターフェースショッピングにとって最も重要な要素です。一般的に、インターフェースのI / Oが多いほど、価格は高くなります。

見ての通り、インプットが多ければ多いほど多数の機器を同時に録音することを可能にします。

なぜ2つ以上の出力が必要になるのでしょうか。

追加の出力により、セッション中にさまざまなミュージシャン用に別々のモニターミックスを作成したり、アウトボード機器をワークフローに組み込むことができます。

これを聞くと、払える金額内でできるだけ多くのチャンネルがあるインターフェイスを買うべきだと思うかもしえれまでんが、これにはトレードオフがあります。

より少ないI / Oチャンネル数を持つより高価なインターフェースは、実際にはチャンネルあたりより高い忠実度の信号経路を持ちます。

より少ないI / Oチャンネル数を持つより高価なインターフェースは、実際にはチャンネルあたりより高い忠実度の信号経路を持ちます。

したがって、一概に多ければ良いというわけではないので、I / O必要性のバランスをとるようにしてください。一度に1つのマイクしか録音しないなら、32×32という巨大なインターフェースに投資する必要性はありません。

ヒント:製造元のI / O数には、追加のハードウェアをデジタル入力に接続することによって追加できるチャンネルが含まれることがよくあります。

この数字はインターフェースの入出力の合計を表していますが、箱から出してすぐに録音できるチャンネル数と同じではない場合があります。

インターフェイスのアナログ入力仕様、特に使用可能なマイクプリアンプの数を調べましょう。

追加の接続

現代のインターフェースは、多用途のオーディオソリューションとして設計されています。つまり、最新のオーディオインターフェイスに搭載されているのはAD / DAだけではありません。

オーディオインターフェイスの一般的な追加ポートは次のとおりです。

  • MIDI I/O – オンボードのMIDIポートは、オーディオインターフェイスをMIDIインターフェイスとしても使用できるようにします。これにより、追加の周辺機器を接続してMIDI機器と通信するように設定する手間を省くことができます。
  • デジタルI / O – デジタル入力と出力により、インターフェースの利用可能なチャンネルを拡張することができます。追加のI / Oを必要とするセッションの場合、オンボード変換で外部プリアンプを追加するためにデジタルI / Oを使用することができます。デジタル接続の一般的な種類は、ADAT Lightpipe、S / PDIF、およびAES / EBUです。デジタルI / Oが付いたインターフェースは、将来的にさらに多くのチャンネルを同時にトラックすることが必要になった場合、拡張する余地を与えてくれます。
  • ラインレベルのDI – ギターやシンセを直接接続するための¼インチ入力は、プリアンプに直接アクセスするためにスタンドアロンのDIボックスを購入する必要がありません。
  • リアンプアウトプット – リアンプアウトプットは、逆DIに似ています。これらのアウトプットはラインレベルのギターエフェクターペダルをアウトボードギアとして使用することを可能にします。または再び演奏する必要なしに一部分のトーンを完全に再録音することを可能にします。

 

デジタルI / O付きのインターフェースは、将来的にさらに多くのチャンネルを同時にトラックすることが必要になった場合、拡張する余地を与えてくれます。

ソフトウェア/ DSP

市場には非常に多くのインタフェースがでまわっているため、製造元は自社製品を際立たせるため、バンドルされたソフトウェアやオンボードDSP機能を各社充実させています。

Universal AudioやNative Instrumentsのようなプラグイン大手からのインタフェース製品には、プラグインライブラリを構築しようとしているユーザーにとって大きな魅力となることがある専用ソフトウェア一式が付属されています。

オンボードDSP – またはデジタル信号処理チップ – オーディオインターフェイスを強力なスタンドアロンデバイスとして機能させることができます。 つまり、DAWアプリが起動していなくても、インターフェイス内でオーディオの出力先を指定きます。

UAD、Apogee、Presonus、MOTUなどは、キューミックスの作成、レイテンシ無しでのモニタリング、エフェクトとモデリングによるトラッキングのための強力なDSP環境を提供します。

これらの機能は、最初は使いにくいように思えるかもしれませんが、慣れるとワークフローの礎石になる可能性があります。

インタフェースオフ

あなたのインターフェースはおそらく設定内の最も重要な部分です。そのため 正しいものを選択することは非常に重要です。

インターフェイスを選択するために知っておく必要があるすべてのことを理解できたので、今度はいくつかのインターフェイスを調べてみましょう。

今現在世に出回っているインターフェイスをチェックしてみたいなら、LANDRブログ内の52の最も良いオーディオインターフェースなどを読むとどんな選択があるのかが見えてくると思います。

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