【史上最高】もっとも奇抜なエフェクトペダル10選
新しいペダルエフェクトをペダルコレクションに追加してみてはいかかでしょう。
個人的に、自分が所有している機材は完璧に知っておくべきだと固く信じています。
まだ使ってない機能が何個かあったり、または、古いMPCに刺激をかき立てるため新しいサンプルパックを入れたりと、持ってる機器を最大限に使うのは個人的な信念です。
しかし、みなさんが経験する衝動も知っています。時に感じる「新しいガジェット」が欲しくなる衝動。
オーディオエフェクトの世界には、無限の可能性(そして時には迷路のように迷うだけ)がありますが、同時に 迷子になるもは簡単です。
しかし、楽しい部分は、ペダルエフェクトで埋め尽くされたネットの海をサーフィンして自分に完璧にあった一品を見つけることです。
どこでもペダルエフェクト
オーディオペダルエフェクトは今、非常に旬な時期を迎えています。
ユニークな手作りのストンプボックスを作り出す新しい新規のペダル会社が山ほど参入してきています。機器購入症候群を経験し、ベースやギターの音色でクリエイティブになる絶好の機会ですが、楽しいのはギターだけではありません。
個人的にシンセマニアとして、ペダルエフェクトにモジュラーアプローチを採用しました。 安価なアナログシンセ(Volca Bassなど)を入手して、ペダルのチェーンを使って自分のサウンドを切り刻んだりします。
これはお金を節約しつつ制作工程を刺激的に保つDIYのアプローチです。 独特のサウンドと無限のクリエイティブな可能性を生み出し、精巧なモジュラーシンセのラックを構築するよりもはるかに安くすみます。
そして、あなたが探し求めていたそのサウンドを見つけることになると、奇妙なものは常につまらない音よりも優れています。 今回紹介するのが、あなたのペダルエフェクトコレクションに追加してほしい、型破りなペダルエフェクト10選です。
Pachulator 8000(Boredbrain社)
内容:: Pachulator 8000(パシュレーター8千)はペダルパッチベイです。
このペダルエフェクトが存在していることを知っていたら、今までそれなしで過ごしてきた自分がバカに見えてしまいます。なぜならこのエフェクトが天才的だからです! Pachulatorを使用すると、ペダルボードを最大限に活用できます。
オーディオエフェクトを簡単に並べ替えたり、インストゥルメント間でエフェクトを入れ替えたりして、シグナルフローを試してみたりできます。
ユニークな機能:エフェクトペダルのリグをパッチ可能なモジュラーセットアップに変更可能。
以下のリンクからPachulator 8000の動作をご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
Moby Depth(Jonny Rock Gear社)
内容:Moby Depth(モービー・デプス)は、あなたのトーンを海の底まで引きずるリバーブのペダルエフェクトです。
Jonny Rock Gear社は、カナダのモントリオールを拠点とする小さなペダルワークショップです(LANDRと同様です!)。 この会社のデザインはすべて独創性と個性を追求しています。
ユニークな機能:「Regen」スイッチとノブがあり、エフェクト自体にフィードバックして、この操作をコントロールできます。
また、Send-Return FXループもあります。このペダルを介して別のエフェクトを直接実行できます。
以下のリンクからMoby Depthの動作をご覧ください。 詳しくはこちらをご覧ください。
Randy’s Revenge(Fairfield Circuitry社)
内容:Randy’s Revenge(ランディーズ・レベンジ)は、非常に音楽的なアナログリングモジュレーターです。
HI / LOスイッチで制御する電圧制御発振器(VCO/方形波または正弦波)があります。
LOの領域では、豊かなトレモロ/バイブが得られます。 HIゾーンでは、ベルとシンセサイザーの音色が得られます。 オシレーターのレートと周波数を設定できる周波数ノブもあります。
ローパスフィルターノブを使用すると、サウンドの色を形成できます。
ユニークな機能:このリングモデュレーションは、それ自体がほぼ楽器です。 周波数、LPF、Mixコントロールにより、このエフェクトは微妙なものから奇妙なものまでさまざまな予測できないサウンドがたくさんあります。
Randy’s Revengeの実際の動作を以下のリンクよりご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
Frazz Dazzler(Dr Scientist社)
内容:Frazz Dazzler(フラズ・ダズラー)は宇宙から来たファズペダル的なもので、言うならば宇宙船を自由に操縦する感じです。 しかし、宇宙は未知の領域でいっぱいなので、注意しましょう。
このペダルには、3バンドEQ、ミックス、ゲイン、ボルト(回路電圧量を制御)、ボリュームなどサウンドをカスタマイズするためのたくさんのノブがあります。
カナダのペダルエフェクトメーカーのDr. Scientistに驚かされるでしょう。 この会社のワイルドで面白いウェブサイトも是非チェックしてください…
ユニークな機能:「ボルト」ノブを使用すると、回路にグリッチを発生させ、ブリップとゲートファズトーンを作れます。
Frazz Dazzler(フラズダズラー)の動作を以下のリンクよりご覧ください 。 詳細については、こちらをご覧ください。
Rainbow Machine(Earthquaker Devices社)
内容:Rainbow Machine(レインボー・マシーン)は、ポリフォニックピッチシフターです。
このストンプボックスは、デジタルオシレーターとリアルタイムのピッチシフトを使用して、ポリフォニックハーモニーとワイルドな予期しないサウンド(最高の種類のやつ)を実現します。
Earthquaker Devicesは、「これは実験者、冒険家、およびノイズメーカー向けです。 純粋主義者やトーンハウンド向けではありません。このボックスから来る「自然な音」はありません。」のように警告するぐらいなので、特殊といえば特殊です。
ユニークな機能:Rainbow Machineは、今まで聞いたどのピッチシフターとも異なります。 Magicノブは、予測不可能なピッチダイブ、ディレイ、コーラス、ノイズ、トレイルを追加します。
Rainbow Machineが魔法をかける様子をご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
Particle(Red Panda社)
内容:Particle(パーティクル)は、細かいディレイとピッチシフトを実現するペダルです。
Particleの作成元であるRed Pandaは、Particleがどのように機能するかを簡単な言葉で以下のように説明しています。「Particleは信号を小さな粒子に刻み、それからリアルタイムでグラニュラーシンセシスのテクニックを使って、それに奇妙で奇抜なロボット的な様々なことをします。」と。
ユニークな機能:Particleは、このコンセプトがギターペダルの世界に初めて導入されたものです。 その結果、従来とはまた違った方法でディレイエフェクトを創造的に取り入れることができます。 DAWのグラニュラーシンセシスに慣れている人はAbletonLiveのGranulatorプラグインを考えてみてください。
以下のParticleのデモビデオをご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
Geiger Counter(WMD社)
内容:Geiger Counter(ガイガーカウンター)は、たくさんのクリエイティブなオプションを備えたビットクラッシャーです。
このビットクラッシュペダルは、ゲインとトーンコントロール付きのアナログプリアンプを含みます。 信号は、サンプルレートとビット深度を制御する8ビットのコンピューターを通過します。
このマイクロコンピュータは数学を適用して、あなたにカラフルでサクサクしたトーンを与えます。
ユニークな機能:ガイガーカウンターには、252の設定を持つウェーブテーブルモジュレーターが含まれており、まったく主流ではない高調波コンテンツを追加できます。
ガイガーカウンターの動作を以下のリンクよりご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
Dream Sequence(Hologram社)
内容:Dream Sequence(ドリーム・シーケンス)は、驚異的な多目的ペダルです。 シーケンサー、ADSRエンベロープシェーパー、ピッチシフター、サンプラーなどが含まれています。
リズミカルなシーケンスの構築、ノブの自動化、コード・サステインの作成、モジュレーションの適用などを行うことができます。 デジタルでコントロールできるアナログドライブとトーンが付属され、さらに プリセットも保存できます。 また、MIDIも備えていて、言う所のペダルエフェクトとシンセの中間的存在です。
ユニークな機能:このボックスは、強力なシンセワークフローとサウンドを楽器にもたらします。 アルペジオのためのシーケンサー? アナログドライブ? つまみの動きを保存する機能? とても夢のようです!
Dream Sequenceの動作を以下のリンクよりご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
The Crazynator(Simon the Magpie社)
内容:Crazynator(クレイジーネーター)は、最も奇妙なペダルです。
これは、スウェーデンの変なDIY実験者であるSimon Magpieの発案によるものです。 サイモンはおもちゃの回路を改造し、それをエフェクトペダルに変えることでCrazynatorを作りました。
Crazynatorは基本的に、ピッチシフトを備えたローファイのディストーションペダルエフェクトです。 あなたの音は、スペースシタールからバブルティーを飲むロボットまでさまざまに変換されます。
ユニークな機能:タッチスイッチとして機能する逆さまの電球を備えています。
使用している設定に応じて、考えられる最もワイルドな方法で信号を変調します。
サウンドは、ぎこちなく、泡立ち、シンセのような感触になります。実験的なギタリストやシンセプレーヤーにとっては本当に嬉しい一品です。
Crazynatorの動作を以下のリンクよりご覧ください。 詳細については、こちらをご覧ください。
Cassette Tape Echo(Onde Magnetique社)
内容:Cassette Tape Echo(カセット・テープ・エコー)とは、テープエコーエフェクトです。 テープエコーとは、その名の通り完全なテーププレーヤーです!
限定生産のアナログカセットシンセサイザーであるOM-1も作成したOnde Magnetique社が制作しました。 Onde Magnetique社の小さなテープエコーボックスは残念ながらすでに売り切れですが、ヤフオクなんかでチェックしてみてください。それとも自分で作ってみますか?
ユニークな機能:本物のカセットを使用してます!
カセットテープエコーの詳細については、こちらをご覧ください。
ボーナス:KNOBS YOUTUBE CHANNEL
ペダル好きのにはオススメのYouTubeチャンネルをご覧ください。
これまでにエフェクトペダルのデモ映像を見ていると、多くがKnobsによって作成されていることに気付くでしょう。 このチャンネル実はペダルの情報の宝庫です。
Knobsのレビューは情報量があり、さらに美しく撮影されています。 ペダルの素晴らしい世界にようこそ、でも没頭しすぎで食べるのも忘れてしまうかも。
すべてのKnobsのビデオはここからご覧ください。
数日間のペダル
ユニークなサウンドの作成は、型破りなツールへの好奇心から始まります。
あなたがギタープレーヤー、ベースプレーヤー、シンセサイザー、ソニックエクスペリメンターのいずれであっても、これらの型破りなペダルは、今までにない場所へとあなたを導きます。
ギターやシンセのサウンドにモジュラーアプローチを採用し、お金を節約するのも良いでしょう。
今日、新規のペダル制作会社のギターペダルの世界には、ソニックアドベンチャーのための創造的なオプションがたくさんあります。 もちろん、必ずしも安いとは限りません。
しかし、よく作られたペダルが価値を失うことはめったにありません。
1つに飽きたら、いつでも再販できます。 さらに、今日の最もクールなペダルワークショップの職人たちは、多くの場合、手作業でボックスを作っています。
つまり、地元の革新と工芸を奨励していることになります。
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